アオアシカツオドリの足はなぜ青いのか?
タイムラインにこんな可愛らしい画像が流れてきたので、紹介します。
カツオドリ見て元気出して pic.twitter.com/YmPK3YsPxO
— ぱく (@_hitonokuzu) 2017年8月28日
ペンギンのように、よった、よった、と歩く姿と首を傾げた姿が愛くるしくてたまりませんね。
アオアシカツオドリについて簡単にまとめてみました。
目次(クリックでとべます)
アオアシカツオドリとは
写真の鳥の名前は「アオアシカツオドリ」
カツオドリ目カツオドリ科に分類される鳥類の1種。鮮やかな青い足からこの名前が付けられたそうです。
求愛行動の時には、雄が足を交互に持ち上げ、雌の周りをダンスするようです。写真の片足を上げている姿はダンス中でしょうかね?
生息地
生息地はメキシコからペルーにかけての太平洋沿岸とガラパゴス諸島の2カ所に生息しています。
特徴
全長は約80cm。羽根の長さは約150㎝。特徴はなんといっても鮮やかな青い色の足。青いというよりチョコミントアイスのような色ですね。ペンキで塗ったのかな?と思うほど目立ちますが、これはエサとなる魚に含まれるカロテノイド色素を足に蓄えているために青くなるのだといわれています。
余談ですが、ザリガニもサバを食べさせ続けると殻が青く変色するそうです。これも体内にカロテノイド色素を貯め込むためだそうで、その上ザリガニは元々、殻が白っぽく血液が青いため、赤い色素を取り込まずサバなどで青い色素を取り込み続けることで青く見えやすいんだそうです。
食べ物で体色が変わる鳥というと、フラミンゴも有名ですね。フラミンゴの場合は体の色はピンク色ですが元々は白い体色で、あれはエサとする藻やエビに含まれるカンタキサンチンやβカロテンの色素が赤いためピンクに染まっているそうです。
アオアシカツオドリも赤い色素のエサを食べ続ければ、アカアシカツオドリになるんですかね?w